キンジソウ
金時草の呼ばれ方
金時草は和名は、水前寺菜<スイゼンジナ>と言い
キク科ギヌラ属の多年草です
東南アジア原産で、日本には18世紀中国から渡来されたとされているけど
熊本市ではそれより先に栽培されて居たので
スイゼンジナとも呼ばれています。
愛知県では、<式部草>
沖縄では、<ハンダマ<>
一番の産地の石川県金沢市では<キンジソウ>と呼ばれて
伝統野菜、加賀野菜の一つでもあります
金時草の特性
金時草は暑さに強い野菜で、夏場に一番成長します
その時期、7月~9月が、旬で一番美味しですね
ただ、乾燥には弱いので夏場の水やりはこまめにしてください
金時草の食べ方と食感
茎は硬いんですけど、葉と先端の柔らかいところを食べます
和え物やおひたし
酢の物
天ぷら
アクもそんなに無いので素早く出来ますよ
茹でると茹で汁が赤紫色になるのが特色で
葉はツルムラサキのようなヌメリ感がでます
食感はシャキッとしてます
とても美味しいですよ
金時草の効能
金時草の葉の紫色は、ポルフェノールの一種、アントシアニンが含まれていて
強い抗酸化作用があるので、血糖値を抑える働きがあります
血圧を調整する成分<GÀBÀ>も、多く含まれていて
血圧上昇を抑える効果があります
また、金時草は、緑黄色野菜でもあるのでβカロチンも豊富で
βカロチンは体内でビタミンÀに変換されるので
活性酸素を抑えて
動脈硬化や心筋梗塞の防止効果や
皮脂や粘膜の細胞を正常に保つ働きと
免疫力を高めたりもします
金時草の繫殖の特徴
不思議に花は咲くのに、種は出来ないんです
だから、押木でしか増やせません
日光の良く当たる場所で、春先にさせば
体外、根ずくと思いますよ。
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