梨<なし>の剪定と摘果

梨<なし>の剪定と摘果
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梨

梨の歴史

梨はバラ科ナシ属の落葉高木ですが

鉢植えでも育てることができます

梨は大きく分けて洋梨と和梨の二つがあって、

勿論、和梨の方が造り易いです

数多くの種類があり、弥生時代の遺跡から

炭化した種子が発見されている程

古くから存在していました

江戸時代中期には果樹として栽培され始め

19世紀前半頃には既に150以上の品種が

存在していました

太平洋戦争前までは<二十世紀>と<長十郎>が

生産量の大半を占めていましたが

1959年に<幸水>1965年に<新水>1972年に<豊水>の

3品種が登場して、普及しました

梨の特性と栽培のタイミング

梨の品種のほとんどが一本では実を着けない自家不和合性なので

二種以上を近くで育てる必要があります

他家不和合性でもあるので、組み合わせによっては

他の品種でも受粉しないので、品種選びは重要です

何を植えれば良いのか迷ったら、幸水と豊水を植えましょう

作り安さ、美味しさに加えて

収穫時期が丁度ずれていて幸水の収穫が終わった頃に

豊水が採れ始めると言うタイミングの良さです

梨の栽培のポイント

肥料散布時期が重要で

木の生育や果実の食味にダイレクトにあらわれます

休眠期の12月に年間必要量のほとんどを散布します

鉢植えの場合は5月に果実を大きくするために

即効性ある肥料を追肥してください

梨は棚栽培のイメージですが

普通の立木でも栽培できますよ

梨の重要な剪定

剪定は太陽の光が全体に当たる様に

日陰を作る邪魔な枝を切っていきます

一年目の若い枝はあまり果実をつけません

この一年間目の枝の先端を少し切り詰めることで

短い枝が沢山ついて、充実した芽が多く現れます

この2年目、3年目の枝を沢山配置させることが梨の剪定の

目的です

梨の摘果

梨の摘果は花の満開後20日を目安に行います

甘くて大きな果実をとるためには必須です

遅くなると小さい実になってしまうので気をつけましょう

梨は一か所には何個も実をつけますが、一か所一個だけ残して

後はすべて切り落としましょう

一回目の摘果の10~20日位になると二回目の摘果の時期です

3か所に1つを目安に切り落とします

一つの果実を太らせるには25枚の葉が必要です

2回目の摘果が終わったら直ぐに

袋かけをやりましょう

早ければ早いほど防除効果は高くなります

梨の選び方

梨は軸がしっかりしていて

ふっくらとして皮に張りがあって、手に持った時にずっしりと

重みを感じるものを選ぶといいです

梨の剝き方

芯の周りは酸味が強いので、種の部分は大きめに取り除き

皮を厚めにむいて食べるのがオススメです

梨の保存方法

梨は追熟しないので、すぐに食べた方がいいです

保存する場合は一週間位でしたら、乾燥を防ぐために

ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れて置けば大丈夫です

梨の成分と効能

梨の90%は水分で、カリウムを多く含むため高血圧の予防に有効です

アスパラギン酸、クエン酸、リンゴ酸は疲労回復に

甘み成分のソルビトールやシャキシャキと食感を生み出す成分のリグニン、ペントザンは

腸内環境を整え、便秘解消に役立ちます

また、タンパク質分解酵素プロテアーゼも含み

肉類の消化を助けたりします

完熟した梨はびっくりするほど甘いですよ!

 

 

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