
<世界三大美果>マンゴスチンの歴史
マンゴスチンはマンゴー、チェリモヤと並んで
<世界三大美果>の一つと呼ばれています
濃い紫色をした厚い皮を割ると
真っ白で美しい果肉が中から
顔を出します
ジューシーで甘くて
上品な味わいを持っている果実です
ドリアンが<果物の王様>なら
マンゴスチンは<果物の女王>と呼ばれています
大英帝国のビクトリア女王<1837~1901年>が
<我が領土にマンゴスチンがあるのに、それを
食す事が出来ないのは、痛恨の極みである>と
南国でしかとれないマンゴスチンが英国本土では
なかなか食べれないのを嘆いたから
果物の女王と呼ばれるようになりました
日本でのマンゴスチン
日本では2003年にタイから
生鮮のマンゴスチンの輸入が認められて
フレッシュな果実を初めて楽しめるようになりました
それまでは冷凍のマンゴスチンだけだったようです
マンゴスチンの効能
マンゴスチンはビタミンB1やマンガンを含んでいるので
代謝を助ける効果があります
タンパク質分解酵素が含まれていて
肉料理の後にデザートとして食べると
消化を促進してくれますよ
ダイエットの味方と呼ばれている
ビタミンEも豊富に含まれています
マンゴスチンの皮の効能
特にマンゴスチンの皮には
強い抗酸化作用力を持つ、ポルフェノールの一種の
キサントンが豊富で
老化の原因の活性酸素を抑えたり
整腸作用や感染予防の作用も
あると言われています
果肉を食べる時に捨ててしまうんですが
タイなどでは、皮も含んだ100%ジュースにしたり
サプリメント、石鹼、化粧品などを開発したりしてます
個人でも果皮を3~4日位天日に干して
水で煮出して、お茶を作ることができます
濃すぎると苦いので
注意してください
マンゴスチンの選び方
マンゴスチンを選ぶ時は
皮にハリと水分があって
適度な弾力のあるものを選びましょう
鮮度が悪い物は、皮の水分が抜けて
硬くなってしまいます
マンゴスチンの保存方法
保存する時は、乾燥を防ぐために
濡らしてキッチンペーパーなどで包んで
ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に入れてください
マンゴスチンのベストな食べ方
美味しく食べるにはシンプルにそのまま食べるの
ベストです
皮のマンゴスチンをナイフで一周させて
上側の皮を取って
そこから実を取り出して食べてください
マンゴスチンの特性
大抵の果物は数多くの品種が作られているけど
マンゴスチンは世界中に流通している物ほとんどが
同じ品種です
<単為生殖>と言う性質のためで
マンゴスチンの花は花粉をつくらないので
受粉もしません
雌だけで増えていくため、ずっと同じ品種なんです
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